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三菱重労組はベア見送り 重工、造船大手が春闘交渉開始

 連合傘下の基幹労連に加盟する重工、造船大手の労働組合は12日、春闘の要求書を経営側に提出し、令和3年の労使交渉が始まった。新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化で事業環境は厳しく、難しい交渉になりそうだ。三菱重工業の労組は10年ぶり、IHI労組は8年ぶりにベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の要求を見送った。

 年間一時金(ボーナス)は、三菱重工労組が前年要求を0・25カ月下回る5・70カ月分、IHI労組は0・6カ月少ない5・0カ月分を求めた。三菱重工は新型コロナで航空需要が激減し、国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の事業凍結を余儀なくされるなど業績が悪化している。IHIも航空機エンジンなど主力事業が低迷している。

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