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重工、造船大手が春闘交渉開始 要求書提出、環境厳しく

 連合傘下の基幹労連に加盟する重工、造船大手の労働組合は12日、春闘の要求書を経営側に提出し、令和3年の労使交渉が始まる。新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化で事業環境は厳しく、難しい交渉になりそうだ。IHIの労組は8年ぶりにベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の要求を見送る。

 三菱重工業などの労組も同日、要求書を提出。IHI労組は、年間一時金(ボーナス)は前年要求を0・6カ月下回る5・0カ月分を求める。

 IHIは新型コロナで航空機エンジンなど主力事業が低迷している。2年4~12月期連結決算の最終損益は115億円の赤字だった。

 自動車大手の労組は17日、電機大手の労組は18日までに要求書をそれぞれ提出し、労使交渉が本格化する。企業の回答は3月17日に集中する予定だ。

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