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国際石油開発帝石、初の通期最終赤字 2年12月期、原油下落で減損

 石油や天然ガスの開発事業などを手掛ける国際石油開発帝石が10日発表した令和2年12月期通期の連結決算は、最終損益が1116億円の赤字だった。通期での最終赤字は、平成20年10月の同社発足以来初めて。原油価格の大幅下落で、オーストラリア北西部沖の液化天然ガス(LNG)開発事業など海外の4事業で計1899億円の減損損失を計上したことが響いた。

 山田大介取締役常務執行役員は10日、東京都内での決算発表記者会見で「大きな赤字で、大変真摯(しんし)に受け止めている」と述べた。同社は令和元年に決算期を3月末から12月末に変更しており参考値となるが、元年1~12月の最終損益は1673億円の黒字だった。

 減損損失計1899億円のうち、豪州北西部沖のLNG開発事業「プレリュード」が1290億円に上った。米テキサス州のシェールオイル生産・開発事業は332億円を計上した。

 売上高は7710億円。元年1~12月の参考値と比べると34・2%減った。

 同時に3年12月期の連結業績予想も発表。売上高は前期比14・5%増の8830億円、最終損益は1千億円の黒字を見込む。2年12月期に計上した減損損失など、一過性の損失の悪影響がなくなることが大きい。

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