ミャンマー、経団連会長は「経済発展の動きは止まらない」
経団連の中西宏明会長は8日、オンラインで記者会見し、ミャンマーのクーデターによる進出企業への影響に対し、「経済の新しい動きを止めることはできない」と語り、日本企業も含め、進出している海外資本の排除などが起きる可能性は低いとの認識を示した。
中西氏は、「ミャンマー軍部が多民族国家統治といった現実的な課題を抱える中で、今回のクーデターの背景は難しい」と説明。そのうえで、ミャンマーとして海外との関係をつくったり、投資を促進するといった新たな動きが出ており、「一度火のついた経済発展をとめることはできない」とし、進出企業が撤退を余儀なくされるような大きなリスクにはならないと予測した。