PR

ニュース 経済

昨年の消費支出過去最悪 コロナでマスク、ゲームソフト増 口紅などは減

 総務省が5日発表した令和2年の家計調査(2人以上世帯)では、1世帯当たりの月平均消費支出が27万7926円と物価変動を除く実質で前年比5・3%減少した。新型コロナウイルス禍で減少率は比較可能な平成13年以降で過去最悪だった。外出時の支出が落ち込む中で「巣ごもり消費」は拡大し二極化が進んだ。

 昨年春の緊急事態宣言中を中心に旅行や外食などの消費が抑制され、金額では1万5453円減少した。減少率は消費税が5%から8%に上がった26年(2・9%減)を大幅に更新。単身世帯を含む総世帯ベースでは6・5%減となった。

 2人以上世帯の項目別では、不要不急の外出自粛が呼びかけられた影響で航空運賃は76・1%減、鉄道運賃は60・9%減と大幅に下がった。外食産業も営業自粛を求められ、飲酒代は53・9%減と酒席を伴う飲食店が特に打撃を受けた。

 「新しい生活様式」のもと人が密集する娯楽施設は客足が減り、遊園地は67・7%減、映画や演劇などは63・2%減と低迷。感染防止の切り札となったマスクを含む保健用消耗品は79・3%増と供給不足が社会問題化する一方で、マスクに隠れる口紅は36・2%減と装いにも変化が生まれた。

 在宅時間が増えたことでチューハイ・カクテルは33・3%増と「家飲み」が広がり、献立に悩む人が増えたのか冷凍調理食品も15・9%増。ゲームソフトなどは47・7%増と、自宅で快適に過ごすための支出が重要視される結果となった。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ