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宗谷岬沖の無人島をトドが占拠 ピーク時には数千頭

 船が近づき、海に飛び込むトド=2020年12月24日、北海道・宗谷岬沖の弁天島
 船が近づき、海に飛び込むトド=2020年12月24日、北海道・宗谷岬沖の弁天島
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 北海道稚内市の宗谷岬から約1・4キロ沖合に浮かぶ無人島、弁天島に「海のギャング」と呼ばれるトドがエサを求めて集結している。例年ロシア・サハリン沖から南下し11月から翌年6月にかけて島を占拠、ピークの春ごろには数千頭にも上る。島を拠点に北海道沿岸に繰り出し、漁師が仕掛けた網にかかったカジカやニシンを食い荒らすことから漁師の悩みの種になっている。

 昨年12月、船で稚内市内の港を出発して波に揺られること約10分。島に近づくと、くつろいでいたトド数十頭が「ウォー、ウォー」と低いうなりを上げ、血走った目を向けてきた。威嚇しても船が去らないと分かると、次々と海に飛び込み逃げていった。

 ドローンで上空から撮影した弁天島。手前側に上陸しているトドの群れが見える=1月24日、北海道・宗谷岬沖(道総研稚内水産試験場提供)
 ドローンで上空から撮影した弁天島。手前側に上陸しているトドの群れが見える=1月24日、北海道・宗谷岬沖(道総研稚内水産試験場提供)
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 島にトドが集まりはじめたのは平成17年ごろからで、29年には最多となる約6000頭を確認。ここ数年は漁師が駆除する数を増やした効果もあってか、減少傾向にあるという。

 ただ被害額は毎年10億円規模に上るという。

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