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関電社長、中間貯蔵施設の候補地表明は「未定」 原発再稼働の見通し立たず

記者会見する関西電力の森本孝社長=29日午後、大阪市北区(岡本祐大撮影)
記者会見する関西電力の森本孝社長=29日午後、大阪市北区(岡本祐大撮影)

 関西電力の森本孝社長は29日の定例会見で、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の候補地表明について「現時点では未定としかいえない」と説明した。関電の原発が立地する福井県から昨年中に表明するよう要請されていたが、有力候補地とされる青森県側の反発を受け表明を見送っていた。

 森本社長は「福井県に報告できなかったことを申し訳なく思っている。報告できるよう努力を続けていく」と述べるにとどめ、具体的な候補地や時期について言及しなかった。

 関電は、運転開始から40年を超える美浜原発3号機(同県美浜町)など原発3基の今年中の再稼働を予定していた。福井県は中間貯蔵施設の候補地表明を再稼働に向けた地元同意の条件にしており、現時点で同意が得られる見通しは立っていない。

 同日発表した令和2年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比7・5%減の2兆1842億円、最終利益が15・3%減の1151億円で減収減益だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売電力量が減少したほか、原発の稼働状況を示す原子力利用率の低下が響いた。

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