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コスプレの著作権、政府がルール整備 トラブル防止へ

クールジャパン大使に任命された人気コスプレーヤーのえなこさん(右)と写真に納まる井上クールジャパン戦略相=2020年12月、東京都内
クールジャパン大使に任命された人気コスプレーヤーのえなこさん(右)と写真に納まる井上クールジャパン戦略相=2020年12月、東京都内

 井上信治クールジャパン戦略担当相は29日の記者会見で、アニメやゲームのキャラクターにふんするコスプレをめぐる著作権トラブルを未然に防ぐため、政府がルール整備に乗り出す狙いについて説明した。井上氏は、「関係者が安心してコスプレを楽しむための環境が重要との問題意識だ。必要な方策を考えたい」と述べ、ルール整備によってコスプレ文化に水を差すことなく著作権を保護する道を探る考えを示した。

 井上氏はコスプレをめぐる著作権の利用について「現時点では大きな問題とはなっていない」と言及。その上で、「今後、国内外でコスプレ人口が増えるにつれ、法的な問題が発生する可能性が高まると懸念する声がある」と指摘した。

 日本アニメは海外のファンも多い。コスプレが非営利目的なら著作権法に抵触しないが、写真をインスタグラムなど会員制交流サイト(SNS)に投稿したり、イベントで報酬を得たりすれば、著作権侵害に当たる可能性が出てくる。

 一方、コスプレなどのサブカルチャーの分野に政府が何らかの指針を設けることには慎重論も根強い。今のところ法改正は想定しておらず、著作権使用料が求められる事例を明確にして、啓発する案が浮上する。

 政府は原作者側の関係者などへのヒアリングを進めており、井上氏は「年度内をめどに方策を整理したい」と述べた。

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