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新500円硬貨、来年度上期の発行開始を延期 コロナ禍でATM改修など遅れ

 日本の郵便制度の創設から今年で150年となるのに合わせ、発行される千円銀貨のデザイン(財務省提供)
 日本の郵便制度の創設から今年で150年となるのに合わせ、発行される千円銀貨のデザイン(財務省提供)
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 麻生太郎財務相は22日の閣議後会見で、令和3年度上期(4~9月)に予定していた新500円硬貨の発行開始を延期すると発表した。新型コロナウイルス感染の拡大で、銀行などの現金自動預払機(ATM)や鉄道各社の駅の券売機などの改修作業が遅れているため。発行時期は未定となり、コロナ禍の収束などを踏まえて、改めて決める。

 新500円硬貨は平成31年4月、1万円、5000円、1000円の紙幣刷新に併せて、発行が発表された。令和6年度上期に予定される、新紙幣の発行開始時期は変更しない。

 新500円硬貨の発行は現行の500円硬貨に刷新された平成12年8月以来で、表と裏のデザインには変更はない。

 その代わりに、新500円硬貨には偽造防止のための最新の技術を盛り込む。 硬貨の縁のギザギザ模様の一部を異なる形状とする技術「異形(いけい)斜めギザ」を大量発行する硬貨としては世界で初めて導入する。貨幣の縁の内側の模様に「500YEN」と「JAPAN」の微細文字をそれぞれ2カ所に付け加える加工もほどこす。

 素材はニッケル黄銅の単一素材から、ニッケル黄銅と白銅、銅を組み合わせた2色3層構造に変更する。

 財務省は新500円硬貨の発行後も、現在の500円硬貨は引き続き使えるとして、「現在の500円が使えなくなる」などとかたる詐欺に注意を呼びかけている。

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