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令和2年12月の工作機械受注 12カ月ぶりに900億円超

 日本工作機械工業会が21日に発表した令和2年12月の工作機械受注(確報値)は、前年同月比9・9%増の990億5700万円で、2カ月連続で前年同月実績を上回った。中国を中心にした生産活動の回復により、自動車や機械関連で受注が伸び、12カ月ぶりの900億円超えとなった。

 外需は前年同月比27・3%増の672億1500万円で、2カ月連続のプラス。このうち中国が前年の約2・8倍にあたる297億9700万円。中国を含めたアジア全体でも約2・1倍の413億5500万円で、受注全体をけん引している。

 一方、内需は14・6%減の318億4200万円で、25カ月連続のマイナス。一部で自動化や省力化を目的とした設備投資の動きがみられるが、全体としては外需に比べて受注の回復が遅れている。

 また令和2年の受注額は前年比26・7%減の9018億3500万円。10年ぶりに受注額が1兆円を下回り、新型コロナウイルス流行で受注や生産活動が滞った影響が出た。

 同工業会は今後の見通しについて、「次世代携帯電話端末関連が追い風となり半導体製造装置関連の需要が高水準で推移する。また環境対応車(エコカー)や自動運転への対応などから自動車関連の設備投資も回復しつつある」とし、受注が伸びる余地があるとの認識を示した。

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