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【新春 直球緩球】森ビル 辻慎吾社長 環境と健康 コロナ禍でますます重視

インタビューに答える森ビルの辻慎吾社長=東京・六本木の森タワー(酒巻俊介撮影)
インタビューに答える森ビルの辻慎吾社長=東京・六本木の森タワー(酒巻俊介撮影)

 --新型コロナウイルス禍が広がる中、都市づくりに変化はでるか

 「長い時間と膨大なエネルギーをかけて進めてきた『虎ノ門・麻布台プロジェクト』(東京都港区)で掲げたコンセプト『グリーン&ウェルネス』の通り、環境と心身の健康はコロナ禍を経て世界的にますます重要視されるテーマだ。デジタル化や非接触なども取り入れてこの方針を強化したい」

 --長期にわたる取り組みになる

 「虎ノ門・麻布台の計画は30年かけたが、その間、バブル経済の崩壊や阪神大震災、SARS(重症急性呼吸器症候群)、リーマン・ショック、東日本大震災などを経験し、経済の波や災害に対応するノウハウを蓄積してきた。今回のコロナ禍だけで右往左往していては都市づくりはできない。都市づくりは完成後も手塩にかけて育む長期にわたる事業なので、30、50、100年後の未来を見据える視点が重要だ」

 --多くの企業はオフィスの在り方を再考している

 「変わらないものと変えていくべきことを見極めることが重要だ。対面で会話をしないと生まれない発想が必ずある。弊社も図面を囲んでの協議などで大きな会議室を使う。人との距離を取るには、いままでの広さでは手狭になる。人が集まり偶然の出会いや発見を生み出す『場と仕掛け』を提供したい」

 --環境保全対策は

 「虎ノ門・麻布台の計画はオフィスから住宅、店舗、美術館を含む用途が複合する街だが、その消費電力を全て再生可能エネルギーでまかなうことを目指している。弊社のビルに入居すれば個別に電力会社と契約せずに再エネを利用できる仕組みを整える」

 --今年はどんな年になるとみているか

 「虎ノ門・麻布台の計画と『虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト』(同区)が令和5年、現実の都市として動き出す。グローバルプレーヤーから選ばれる国際都市を目指し、この1年で詳細を具体的に詰めていく。濃密な1年になるだろう」

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