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川上哲郎氏が死去 住友電工や関経連の会長を歴任 

 川上哲郎氏
 川上哲郎氏

 住友電気工業の社長、会長を歴任し、関西経済連合会会長も務めた川上哲郎(かわかみ・てつろう)氏が9日、老衰のため死去した。92歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。後日お別れの会を開く予定。喪主は長男尚貴(なおたか)氏。

 東京商科大(現・一橋大)卒後、昭和27年4月に住友電工に入社。主に経理部門を歩んだが、第2次臨時行政調査会第3部会長などを務めた故亀井正夫氏から指名を受け、57年に社長に就任した。

 先端技術分野の多角化を進め、同社を電線メーカーから、総合的な通信機器関連メーカーへと成長させた。平成3年に会長となり、11年から相談役、20年から名誉顧問。

 関西財界きっての論客として知られた。関西経済連合会の宇野收会長(当時)が、次期会長に本命視された小林庄一郎・関西電力会長(同)を外し、川上氏を指名したのを受け、6年に関経連会長に就いた。

 同年に開港した関西国際空港をめぐっては、最大の懸案だった2本目の滑走路整備などの2期事業の全体整備構想をとりまとめた。7年1月に発生した阪神大震災では神戸市内の自身の自宅も被災したが、政府の「阪神・淡路復興委員会」の委員などとして復興に奔走した。

 元年4月、藍綬褒章。13年4月、勲一等瑞宝章。

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