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波乱の大発会 「緊急事態宣言」が冷や水

大発会で鐘を打ち鳴らす麻生太郎金融相(中央)=4日、東証(代表撮影)
大発会で鐘を打ち鳴らす麻生太郎金融相(中央)=4日、東証(代表撮影)

 東京株式市場は4日、令和3年最初の取引となる「大発会」を迎えた。新型コロナウイルスの感染が再拡大し、菅義偉(すが・よしひで)首相が緊急事態宣言の検討を表明したことを受け、日経平均株価は続落した。未曾有の金融緩和による下支えと経済活動制限強化への警戒の綱引きで株価が乱高下する場面もみられ、波乱の年明けとなった。

 日経平均の終値は前年末比185円79銭安の2万7258円38銭。前年末に約30年ぶりの高値をつけた勢いのまま上昇して始まったが、緊急事態宣言への警戒や利益確定売りに押されて下落に転じると、下げ幅は一時400円を超えた。業種別では、コロナ禍で打撃を受ける空運や陸運が下落した一方、ITの上昇が目立った。

 3大証券のトップは同日、オンラインで記者会見し、ワクチン普及や企業業績回復への期待感を示した。野村ホールディングスの奥田健太郎グループCEO(最高経営責任者)は今年の市場見通しについて「新型コロナがどのように収束していくかが一番のポイントだ」と述べ、日経平均の上値を3万500円程度、下値を2万5500円程度と予想した。

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