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【新春直球緩球】経団連 中西宏明会長 コロナ克服し、新たな成長の年に

オンラインでインタビューに応じる経団連の中西宏明会長
オンラインでインタビューに応じる経団連の中西宏明会長

 令和3年は新型コロナウイルスの感染拡大による経済や社会の環境変化を乗り越えて、日本企業が新たな事業モデルの構築を本格化させる年になる。企業経営者らはどのような未来を描くのか。第1回は経団連の中西宏明会長に聞く。

 --令和3年の日本経済はどう展開するか

 「各国が経済を総動員して、新型コロナウイルスを克服する年になる。ワクチンの効果も出て、新たな成長路線を加速させていく年にしたい。経団連ではこのほど新しい成長戦略を策定した。企業そのものが、持続可能な資本主義を目指し、取り組むことを主眼としている。これまでの株主を優先させた考えではなく、社会のこと、経済のことすべてを考えて、会社は持続的に成長していくべきだとのコンセプトだ。企業の成長を通じて、日本経済の生産性を引き上げ、競争力強化につなげていく」

 --重点的課題は

 「2年前の会長就任直後から強調してきた(デジタル技術で業務や制度を革新させる)デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現だ。コロナの感染拡大もあって、テレワークや各種のIT技術などが進化した昨年だったが、デジタル化を加速させ、本物の流れにできるかが重要だ。DXは現実的に日本の競争力強化に一番大事なものだ」

 「かつての日本が得意とした効率を上げて、安くていいものをつくれば売れるという時代ではなくなっている。現在は、新しい価値をお客さんと一緒につくり、そのことによって、お客さんが共鳴したうえで、買ってくれるという時代になっている。新しい価値を創造するような、価値創造型の企業活動を日本がどこまでできるのかが問われる。そのためには、DXが絶対に欠かせない」

 「その点では楽観もしている。データの力に注目して、それを活用して、お客さんとの対話に使っていく企業が増えているのを実感しているからだ。しっかりとDXが進むと期待している」

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