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トランプ氏、経済対策の修正要求 「予想した内容と違った」

トランプ大統領(UPI=共同)
トランプ大統領(UPI=共同)

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は22日、議会が可決した9千億ドル(約93兆円)規模の新型コロナウイルスの追加経済対策法案を修正するよう要求した。法案が「予想した内容と大きく違った」と指摘。家計への現金給付を現行案の600ドルから2千ドルに引き上げるよう求めた。大統領が法案の内容を受け入れない姿勢を示したことで、追加対策の早期実施は不透明になった。

 トランプ氏は自身のツイッターに掲載した動画で、現行案の現金給付額が「途方もなく安い」と指摘。1人当たり2千ドル、夫婦で計4千ドルまで増額するよう求めた。中小企業支援も「十分ではない」と批判した。

 その上で、修正を経るなどした「適切な法案」を議会が可決させるか、「さもなくば次期政権、すなわち私が(追加対策を)実施するかだ」と話した。トランプ氏は依然、大統領選でバイデン氏勝利の結果を認めない姿勢を貫いている。

 上下両院を21日に通過した追加対策法案について、ホワイトハウスの報道担当者は、大統領が署名する意向だと明らかにしていた。ムニューシン財務長官も現金給付を早期に実施する見通しを示していた。

 議会を通過した法案は通常、大統領の署名で成立する。大統領は拒否権を行使することもできるが、上下両院とも3分の2以上の賛成多数で再可決すれば、拒否権が覆され法案は成立する。

 米紙ワシントン・ポストによると、大統領の側近や議会関係者らは、トランプ氏が突然、公表した動画に「仰天した」という。

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