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3年度の新規国債発行額は43・6兆円で11年ぶり増 遠のく財政再建

 しかも予算案は3年度の実質国内総生産(GDP)が4・0%程度成長するという予想が前提となっており、見通しの甘さも指摘される。年明け以降も感染拡大が続き、企業収益がさらに落ち込めば税収は下振れしそうだ。

 4年度には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に入り、高齢化による社会保障費の増大で財政収支は一層悪化する。だが、補正を含む今年度の新規国債発行額は過去最大の112兆5539億円に上る。政府は、7年度までに国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する目標は堅持しているが、道筋は示していない。

 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は11月、コロナ対応と経済の回復、財政健全化の“3兎”を追うべきと建議(意見書)を示した。だが、コロナ対応は不確定要素が多く、経済回復との2兎すら実現するのも難しい。財政健全化は遠のいている。(林修太郎)

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