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ハウステンボス10年ぶり最終赤字 新型コロナ臨時休業で

 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)は11日、令和2年9月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比51・8%減の146億円、最終損益は39億円の赤字(前年同期は40億円の黒字)だった。最終赤字は10年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休業が響いた。

 HTBは、新型コロナの感染拡大を受け2月29日~5月15日の間に計56日間、臨時休業した。このため入場者数は同45・6%減の138万6千人、宿泊者数は同49・4%減の14万3千人と大幅に落ち込んだ。

 HTB単体では、売上高が同52・1%減の122億円、最終損益は同24億円の赤字(前年同期は56億円の黒字)だった。

 一方、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の効果もあり、令和3年9月期の第1四半期(今年10~12月)は、入場者数は同5・9%減の64万人とほぼ前年並みとし、売上高は同1%増の62億円、営業利益は同76%増の15億円の「増収増益」を見込む。

 「Go To」効果によって直営ホテルの宿泊者数が増えており、10月は前年並みに回復、11月は同64・1%増と大幅に上回った。

 HTBは、季節ごとのイベントを強化するなどして、年間会員の新規入会者を増やしたい考えだ。コロナの収束が不透明な中、比較的近場な九州からの誘客に力を入れ、黒字転換を目指す。

 坂口克彦社長は、記者会見で「これまで九州からの利用者は5割程度だったが、それを7割以上にすることで安定的な経営ができるのではないか」と語った。ただ、先行きについては「コロナ感染の『第3波』がどうなるか分からない」と述べ、令和3年9月期の通期の業績予想は「未定」とした。

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