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コロナ治療薬開発へ新会社 東大発企業や富士通

 東京大発の医薬品ベンチャー、ペプチドリームは12日、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発を手がける新会社「ぺプチエイド」を10月14日に設立したと発表した。すでに複数の新薬候補物質があり、年内までにその中から実現性が最も高いもの1つを選ぶ。早ければ来秋の臨床試験入りを見込む。新会社の社長を務めるペプチドリームの舛屋圭一副社長は同日、「最短で令和4年度末の新薬実現を目標に、研究開発を急ぎたい」と語った。

 新会社は川崎市川崎区のペプチドリームと同じ場所に置き、ペプチドリームの舛屋圭一副社長が新会社の社長に就いた。新会社の資本金は5億9900万円で、ペプチドリームの他、富士通やみずほキャピタル(東京都千代田区)、竹中工務店、試薬材料開発のキシダ化学(大阪市中央区)も出資した。

 ペプチドリームは、新薬候補化合物の探索技術「PDPS」を独自に開発。この技術を活用し、新型コロナウイルスがヒトの細胞へ侵入することを防ぐ物質を探索している。ペプチドリームが単独で開発を進めてきたが、短期間に治療薬の開発を進めるには多額の資金が必要となる可能性があり、より多くの企業の協力が必要と判断した。

 スーパーコンピューターや人工知能(AI)を活用し、治療薬開発に必要な試験を同時並行で進め、開発期間の短縮を図る。また年明け以降、日米欧の製薬会社との間で臨床試験実施への協力を呼びかける考えだ。

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