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全日空、エコな航空代替燃料で初フライト

 食品廃棄物由来のジェット燃料の給油を終えた全日空の旅客機=6日午前、羽田空港
 食品廃棄物由来のジェット燃料の給油を終えた全日空の旅客機=6日午前、羽田空港

 植物の油脂などを原料とした「持続可能な代替航空燃料(SAF)」を使った国内初の定期便となる全日本空輸の羽田-ヒューストン便が6日午前、出発した。全日空は2050年に二酸化炭素(CO2)排出量を05年比で半減させる目標を掲げており、今後、SAFの利用を増やすことなどで目標の達成を目指している。

 6日に給油した燃料は、通常のジェット燃料と植物油や廃油などを原料としたSAFを混合させたもので、フィンランドのネステから全日空が購入した。SAFの混合率は全体の30~40%程度で、通常のジェット燃料に比べると、CO2を30%程度削減できるという。

 全日空は、22年には米国のランザテックから調達したSAFの使用も開始するほか、23年にはネステがシンガポールで製造したSAFも調達するなど安定確保に努める考えだ。

 ただ、全日空関係者によると、新型コロナウイルスで国際線の運航が世界的に激減しているにもかかわらず、全世界のSAFの普及率は、ジェット燃料の0・02%程度と、製造や調達のコストの高さなどから生産量は少ないという。

 世界の航空業界では、スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが、航空機の利用はCO2排出を助長するとして利用を敬遠したことで、飛行機に乗ることを恥とする「飛ぶ恥」の言葉が広まった。

 一方で、国際航空運送協会(IATA)は50年に05年比でCO2の排出量を半減させる目標を掲げている。また日本航空はこの目標を上回る「50年にCO2ゼロ」を目指す方針を明らかにしている。

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