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FRBゼロ金利据え置き パウエル議長、感染増「非常に懸念」

米連邦準備制度理事会(FRB)の建物=ワシントン(共同)
米連邦準備制度理事会(FRB)の建物=ワシントン(共同)

 【ワシントン=塩原永久】米連邦準備制度理事会(FRB)は5日の連邦公開市場委員会で、主要政策金利を年0~0・25%に据え置き、事実上のゼロ金利政策を継続することを決めた。新型コロナウイルスの打撃を受けた景気の回復ペースが緩慢になっており、金融緩和を維持して経済活動を支える。米国での感染者数増加について、パウエル議長は「非常に懸念している」と警戒感を示した。

 FOMC終了後に公表した声明は、「経済活動と雇用は回復し続けている」としながらも、新型コロナ流行前の水準を「大きく下回っている」と指摘した。

 7~9月期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率33・1%増となった。記者会見したパウエル氏は、停滞した景気が経済活動の再開にともなって「急反発した」と歓迎した。

 一方、景気改善の勢いが「緩やか」になってきたと分析。政府の財政政策とFRBの金融政策が両輪となり景気支援を続けることが重要だとの認識を示した。

 政府の追加経済対策の取りまとめは与野党の対立で遠のいており、パウエル氏は早期成立を促した格好。量的緩和の拡大など追加政策も視野に対処する考えを示唆した。

 今回のFOMCは米大統領選後で初めての会合となったが、パウエル氏は「はばかられる」として選挙の動向には言及しなかった。

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