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【オリパラ奮闘記】幻のマラソンコースを歩く

東京五輪で幻のマラソンコースとなったルートを歩くイベント(写真撮影時のみマスクを外しています)
東京五輪で幻のマラソンコースとなったルートを歩くイベント(写真撮影時のみマスクを外しています)

 今から30年以上前の高校時代、学校の伝統行事の中に「耐寒行進」というものがありました。酷寒の1月に24時間かけて80キロの距離をただひたすらに歩き続けるというものでした。とにかく長く、そして寒い、とても過酷なものだったことが強く心に残っています。

 一方で、クラスメートや部活動の仲間たちといろいろな話をたくさんしたことや、みんなで腕を組んで歩いたり、歩けなくなった仲間をおんぶしたりと、助け合い、励まし合うといった絵に描いたような青春の一ページを経験しました。

 それから約15年後、小説家の恩田陸さんが執筆され、第2回本屋大賞も受賞した「夜のピクニック」が発売されました。高校生活の最後を飾る伝統行事「歩行祭」というものがあり、夜を徹して80キロを歩くことが舞台の青春小説でした。自分が高校時代に経験した「耐寒行進」と設定が似ていたこともあり、深く感情移入して読み切ったことを鮮明に覚えています。

 そしてそれからまた約15年後の先月末、東京五輪のパートナー企業の方からお誘いを受け、ウオーキングイベントに参加しました。東京五輪で幻のマラソンコースとなったルートの42・195キロを夜通しかけて歩くというものです。国立競技場→日本橋→東京スカイツリー→浅草雷門→銀座→東京タワー→皇居と都内の名所を巡りました。

 密を避ける意味もあり、スタート時間は午後7時をめどに三々五々。私がゴールしたのは翌日の午前5時、ちょうど10時間かかりました。前述の青春小説のような場面は少なかったかと思いますが、新型コロナウイルスの収束、そして来年の五輪開催と成功という想いをともにするパートナー企業のみなさんといろいろな会話をしながら、一つのゴールを目指す大変有意義な時間となりました。

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