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「持ち直しの動き」維持 10月月例報告 全体の上方修正見送り

月例経済報告等に関する関係閣僚会議で発言する菅義偉首相(手前)=23日午前、首相官邸(春名中撮影)
月例経済報告等に関する関係閣僚会議で発言する菅義偉首相(手前)=23日午前、首相官邸(春名中撮影)

 政府は23日に発表した10月の月例経済報告で、国内景気の判断を「依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる」と4カ月連続で据え置いた。新型コロナウイルスの感染再拡大で夏場に足踏みした個人消費は3カ月ぶりに判断を引き上げたものの、企業の設備投資が依然低水準で推移していることをなどを踏まえ、景気全体の判断は上方修正を見送った。

 月例報告は景気に関する政府の公式見解を示す報告書。個人消費は「一部に足踏みもみられるが、持ち直している」から、「持ち直している」に引き上げた。観光支援事業「Go To トラベル」の影響もあって宿泊施設の稼働率が上がり、観光や外食などサービス消費が活性化した。

 一方、輸入は「おおむね横ばいとなっている」から、「このところ弱含んでいる」に下方修正した。コロナ禍に伴う巣ごもり消費で、春先に増加したパソコンなど電化製品の需要が一段落したことを踏まえた。

 企業の設備投資も消極的な動きが続き、「弱い動きとなっている」と慎重な見方を維持した。国内景気は最悪期を脱したものの、感染拡大の懸念が強く残るなかで回復は力強さを欠く。

 先行きは社会経済活動のレベルを段階的に引き上げることに伴い「持ち直しの動きが続くことが期待される」とした。感染症の動向や金融市場の変動には引き続き注意が必要だとした。

 世界経済の判断は国内同様に「持ち直しの動き」を4カ月連続で据え置いた。

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