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ファストリ、V字回復予想 柳井氏「究極の普段着」自画自賛

 海外事業の中心となっている中国での展開を問われた柳井氏は、「今回のコロナ(感染拡大)は世界的危機だが、ある意味転機になった。欧米とアジアが連携していくことが本当に大事じゃないかと」と述べ、さらに重ねて問われると、「ビジネスは今、国境はない。中国で13億、14億人の人口がいるし、アジア全体で40億人以上がいる。欧米は消費力もある。地域関係なく出店すると思う」と話し、「中国だけで3000店十分可能」と兼ねてからの主張を展開した。

 決算会見で柳井氏は、今後の展望を手元に用意した原稿を読みながら説明。戦後最大の危機のコロナ禍で、「政治的な対立が激化し、政治的な違いがビジネスの現場に影響しつつある。まさに危機的な状況だ」との現状認識を語り、「危機をチャンスに変え、よりよい社会を創る前向きな発想、具体的な行動。そうした発想が持てるかどうかで未来が変わる」と強調。そうした中で、ファストリの事業展開では、世界各地の協力工場に社員を常駐させて、商品の購買実績を製造現場に即座に反映。商品を作りながら売るという、ファストリの目指す情報製造小売業の深化を進めるという。

 その上で、「今私が描いている夢は、世界の優れた個人や民間と連携し、国や民族の垣根を取り去って、国家というものに変わる真にグローバルなプラットフォームを作ること。夢物語や私の個人的な願望ではない。本当に社会の役に立つ企業しか、もはや生き残ることはできない。それこそが、真実だからだ。世界中の消費者はそのような企業の姿勢を指示し、これらの企業の商品やサービスを購入することで応援してくれると確信している」と述べた。

 「これからも先頭に立って行動していく」という柳井氏とファストリはどこへ向かおうとしているのか。明らかになるのにそう時間はかかりそうにない。

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