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連合春闘方針、賃上げ数値目標設定を先送り

会見する連合の神津里季生会長=15日、東京都千代田区(平尾孝撮影)
会見する連合の神津里季生会長=15日、東京都千代田区(平尾孝撮影)

 労働組合の中央組織である連合は15日、令和3年の春闘方針である「基本構想」を公表した。8年連続で、従業員の基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)を要求する方向は示した。しかし、例年はこの時点でベアなどの賃上げ率の数値目標を示すが、新型コロナウイルス感染拡大の中で経済の先行きが見通せず、議論が詰まっていないとして、今回は数値目標の提示は先送りした。

 基本構想では、働いた年数に応じて基本給が増える定期昇給(定昇)の確保を大前提としたうえで、「底支え」「格差是正」に向け、ベアを積み上げることを要求することは決めたという。2年の春闘では定昇2%、ベア2%で4%の賃上げを要求しており、この目標を基準にして議論を進めていく考えだ。

 同日、記者会見した神津里季生会長は、「失われた20年間に、賃金は毎年上がっていくという常識が失われてしまった。ここ数年、賃上げが実現されており、この流れを継続させる」として、コロナ禍でも、ベアを含めた賃上げを要求する重要性を強調した。

 11月上旬に開催する中央討論集会での議論を受けて、中旬開催の中央執行委員会で、数値目標を含めて連合の春闘方針を決定する予定だ。

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