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景気「下げ止まり」 13カ月ぶり「悪化」外れる

内閣府の入るビル=東京・千代田区(桐原正道撮影)
内閣府の入るビル=東京・千代田区(桐原正道撮影)

 内閣府が7日発表した8月の景気動向指数(平成27年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」の基調判断が「下げ止まり」となり、13カ月ぶりに景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」ではなくなった。上方修正は15カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ国内景気が、経済活動の段階的な引き上げで持ち直してきたことを表している。

 一致指数は海外経済の再開に伴う輸出や自動車などの生産回復が寄与し、前月比1・1ポイント上昇の79・4と3カ月連続で改善した。速報段階で構成する8種類の経済指標のうち6種類がプラス方向に働いた。夏場の感染再拡大もあり、3・9ポイント上昇だった7月分と比べて回復の勢いは弱まった。

 数カ月先の景気を映し出す「先行指数」も2・1ポイント上昇の88・8となり、3カ月連続で改善した。

 景気動向指数は複数の経済指標を基に景気全体の動きを捉える統計。基調判断は指数の傾向と前月比の推移から、基準に沿って機械的に「改善」「足踏み」「局面変化」「悪化」「下げ止まり」の5段階で示す。7月分まで12カ月連続で「悪化」が続き、比較可能な平成20年4月以降で最長になっていた。

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