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米追加経済対策の協議打ち切り、NY株は急落 トランプ氏、野党「不誠実」と非難 

米ホワイトハウスのバルコニーに立つトランプ大統領=5日(AP)
米ホワイトハウスのバルコニーに立つトランプ大統領=5日(AP)

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は6日、新型コロナウイルスの追加経済対策をめぐる野党・民主党との協議を打ち切ると表明した。民主党側で対策案を取り仕切るペロシ下院議長が「誠実に交渉に応じていない」とツイッターで非難し、11月3日の大統領選に勝利した後、迅速に追加対策を成立させる方針を示した。

 雇用情勢は回復の勢いが鈍っており、追加対策が先延ばしになれば米経済を下押しする公算が大きい。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は6日の講演で「政策支援が小さすぎれば回復は弱まり、家計と企業に不必要な困難を与える」と述べ、追加対策の早期成立を促していた。

 トランプ氏は、政府と与党・共和党が対策規模について「非常に寛大な1兆6千億ドル(約169兆円)を提案した」と指摘。2兆ドル超を求めるペロシ氏ら民主党に歩み寄ったと主張し、協議停滞の責任は民主党側にあると批判した。

 その上で、ペロシ氏と協議を続けてきた政府・与党の交渉担当者に打ち切りを指示したと明らかにした。大統領選前は政権として、保守派バレット氏を指名した最高裁判事の承認手続きに集中する考えを示した。

 ペロシ氏はトランプ氏を非難し、「ホワイトハウスは完全に混乱している」との声明を出した。

 6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、トランプ氏の協議打ち切りの表明後に大きく値を下げ、前日比375・88ドル安の2万7772・76ドルで取引を終えた。

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