PR

ニュース 経済

居酒屋「和民」は焼肉屋へ転換 コロナ後の生き残りに祖業から脱却加速

ワタミは「焼肉の和民」を立ち上げて焼肉店を基幹事業にする。記念撮影に応じるワタミの渡辺美樹会長兼グループCEO(最高経営責任者)=5日、東京都大田区(日野稚子撮影)
ワタミは「焼肉の和民」を立ち上げて焼肉店を基幹事業にする。記念撮影に応じるワタミの渡辺美樹会長兼グループCEO(最高経営責任者)=5日、東京都大田区(日野稚子撮影)

 ワタミは5日、外食事業の基幹業態となっている居酒屋について、新型コロナウイルス感染に伴う消費者の行動変容を受け、基幹業態を焼肉屋へと転換すると発表した。企業成長を牽引してきた居酒屋ブランド「和民」を含め、令和3年度末までに現在運営する居酒屋の3分の1にあたる直営120店を順次、新ブランド「焼肉の和民」に切り替え、居酒屋の新規開業は行わない方針だ。

 新業態の「焼肉の和民」は駅前立地の居酒屋「和民」などを業態転換して開業するとしており、5日には東京都内と横浜市内で計2店が開店、2年度中には60店の展開を目指す。店内には注文を座席まで届けるレーンを配置するなど、経営効率向上と非接触接客の仕組みを取り入れた。焼肉事業として今年5月、郊外立地の食べ放題焼肉店「かみむら牧場」の展開を開始しており、地域に応じて出店ブランドを切り分ける。

 都内の本社で5日記者会見した渡辺美樹会長兼グループCEO(最高経営責任者)は、居酒屋の和民ブランドを終了させる決断について「(居酒屋の和民を)27年前に私が作った。私の人生そのもので寂しい思いだ。変化こそが生き残る道なら、受け入れなければならない」と話す。その上で「野球で言えば4番(バッター)が焼肉になる。3年もすれば『焼き肉大手のワタミ』になる」と自信を見せた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ