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JR西、ボーナス最低提示 1・5カ月、主要労組合意

 JR西日本は2日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う業績悪化を理由に、冬のボーナスに相当する年末手当の支給額を、従来妥結していた2・69カ月分から1・5カ月分に減らすことを各労働組合に提案し、主要労組と合意した。平均すると、1人当たり35万~40万円の減額となる。JR西によると、昭和62年の会社発足以来最低の水準という。

 JR西と各労組は令和2年春闘で、夏と冬でそれぞれ2・69カ月分を支給することで妥結した。夏は予定通り支給したが、新型コロナの感染拡大を受けて内容を見直す覚書を締結していた。

 企業の出張抑制や外出自粛の影響で新幹線などの利用が低迷し、JR西は2年4~6月期連結決算で767億円の純損失を計上した。3年3月期通期では、赤字幅が発足以来最大の2400億円に拡大すると見込む。

 JR西は厳しい経営状況を踏まえ、安全に関わる部分を除く設備投資の抑制や広告費の削減などで約700億円の経費を削る方針を示していた。ボーナスの支給対象は約2万4千人の正社員で、今回のカットにより削減額の上積みにつなげる。

 これまでの年末手当の支給額は、平成20年のリーマン・ショックの影響が残っていた22年度の2・5カ月分が最低だった。

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