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伝統と革新の次期日産フェアレディZ “みんなのスポーツカー”で再建象徴目指す

 具体的には、加速性やデザインなどスポーツカー性能を維持しつつ、現在の価値で350万~400万円程度という手ごろな価格を実現。一方でエンジン配置などを工夫し、走り一辺倒の従来車両になかった荷室空間を作ったことで、買い物や旅行にも使える「オールマイティな魅力の“みんなのスポーツカー”を実現させた」と、日産関係者は解説する。そのコンセプトも継承されているという。

 スポーツカー市場自体は、排気ガス規制や消費者の趣向の変化などで次第に縮小。Zも平成12年に生産中止の憂き目にあい、フランス大手ルノーと企業連合を組む契機となった経営危機からの「復活ののろし」で14年に再登場するなど紆余曲折を経たが、今も「世界的に知られる大きな資産」(関係者)だ。

 日産は現在、元会長のカルロス・ゴーン被告が進めた台数拡大路線の歪みなどから約6700億円の最終赤字となり、新型コロナウイルス禍もあって販売台数が落ち込む状況。電気自動車などの次世代技術に注力しつつ、量販商品ではないが車本来の「走る楽しさ」を伝えるZを、再び復活の象徴としたい狙いだ。「Zは本格スポーツカーでありながら走行性だけでなく手ごろさ、実用性など幅広いニーズを受け止められる存在。残し続けたい」。Zの歴史に詳しい日産関係者はこう語った。(今村義丈)

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