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海岸の林に黒い油 モーリシャス重油流出 作業完了の見通し立たず

インド洋モーリシャス沖の重油流出事故後、初めて記者会見する商船三井の池田潤一郎社長=11日午後、東京都港区
インド洋モーリシャス沖の重油流出事故後、初めて記者会見する商船三井の池田潤一郎社長=11日午後、東京都港区

 インド洋の島国モーリシャス沖で座礁した大型貨物船から重油が大量流出した事故をめぐり、貨物船を運航していた商船三井は11日、重油が漂着した同国沿岸部の動画を公開した。海岸に生育するマングローブ林には黒い油がかかり、全ての油を除去するまでの見通しは立っていない。商船三井は同日、現地の環境保護などに向けた、10億円規模の支援計画を発表。中長期的な支援を通じ、社会的な責任を果たしたい考えだ。

 動画は現地に派遣された同社社員が9月7、8日に撮影した。同社によると、油が漂着した先は海岸など計32キロにわたるという。現在も高圧洗浄機などを使って漂着した重油を除去する作業が続けられている。

 商船三井は現地の自然環境を保護するため、新たに基金を設立する。今後数年間で約8億円を拠出。座礁した大型船の船主である長鋪(ながしき)汽船(岡山県笠岡市)も資金拠出する意向だ。現地の非政府組織(NGO)への寄付なども合わせ、拠出額は全体で10億円規模となる見込み。

 商船三井の池田潤一郎社長は「環境や人々の生活に大きな影響を与える事故だった。社会的責任を負うことは当然だ」と述べた。

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