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コロワイドの大戸屋HDへのTOB成立へ

大戸屋のロゴ
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 外食大手のコロワイドは8日、大戸屋ホールディングス(HD)に対して行っていたTOB(株式公開買い付け)が成立する見通しだと発表した。TOB成立条件は事前の所有株式を含めた持ち株比率40%だったが、これを上回る47%程度となる見込みという。今回のTOBに対して大戸屋HD経営陣が反対を表明、敵対的TOBとなっていたが、コロワイドは大戸屋HDの立て直しに向けた経営体制の刷新の手続きを進める。

 TOB前のコロワイドの発行済み株式所有割合は19・16%だったことから、おそよ27%程度の応募があったもようだ。TOBの最終結果は「確定後公表する」としている。

 コロワイドは、大戸屋HDの業績回復には経営体制の刷新が必要としており、TOB成立後遅くとも1カ月以内をめどに臨時株主総会の開催を要求。総会では大戸屋HD経営陣全員の解任議案と取締役選任議案を提出して経営体制の刷新を行う計画だ。現取締役5人については今後、協議の機会がない場合などは「取締役候補者として指名しない方針」を想定している。

 コロワイドは昨年10月に創業家から大戸屋HD株を取得、筆頭株主となった。その後、大戸屋HD側にグループ入りを打診してきたが、経営陣が拒否し、対決姿勢となった。大戸屋HDの6月の定時株主総会で、コロワイドが株主提案した取締役選任議案が否決された経緯や、新型コロナウイルス感染拡大による事業環境悪化を踏まえ、現経営陣による企業価値毀損が進行する前に手を打つとして、TOBを決めた。グループ入りによる事業コストの効率化で、低価格と味わいが両立するメニュー戦略を再興させ、業績回復につなげたい考えだ。

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