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米中経済の分断「興味深い」 トランプ氏、バイデン氏の弱腰攻撃

米ホワイトハウスで記者会見するトランプ大統領=7日、ワシントン(AP)
米ホワイトハウスで記者会見するトランプ大統領=7日、ワシントン(AP)

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は7日の記者会見で、「中国と商取引しなければ巨額の金を失うことはなかった」と述べ、米国と中国の経済関係を切り離す「デカップリング」に前向きな考えを示した。大統領選で再選されれば一段と厳しい対中政策を進めると示唆し、対立候補のバイデン前副大統領が中国に弱腰だと攻撃した。

 トランプ氏は祝日となる「レーバーデー(労働者の日)」の7日、ホワイトハウスで急(きゅう)遽(きょ)会見。「デカップリングという言葉は興味深い」と話し、「米国を製造業の超大国にして、中国への依存をきっぱり終わらせる」と強調した。

 トランプ氏は中国による世界貿易機関(WTO)への加盟を問題視し、中国と経済関係を深めた結果、米国から工場や雇用が中国に流出したと矛先を向けてきた。デカップリングにも言及してきたが、政権の閣僚内には慎重論もある。

 同氏は中国が貿易で得た資金をミサイルなどの軍備増強に注ぎ込んでいるとの認識を示し、「デカップリングを進めることになろうが、私がやった大規模な関税発動になろうが、中国への依存は終わりにする」と語った。中国とビジネスする企業は米連邦政府との取引を禁じる可能性もあると示唆した。

 トランプ政権がWTOの抜本改革を迫ったことで、WTOが「だいぶましになった」とも指摘した。

 一方、バイデン氏が当選すれば米国が中国に出し抜かれると強調。過去の米政権を念頭に、貿易拡大を通じて中国が国際規範を守るようになると主張してきた「頭の悪い連中」の一人がバイデン氏だと指弾した。

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