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配送ロボでそば無人お届け実験開始 JR高輪ゲートウェイ駅前

遠隔注文を受け、そばの出店まで商品を受け取りにきたZMPの無人配送ロボット「デリロ」=12日、東京都港区のJR山手線高輪ゲートウェイ駅前の特設フードコート(今村義丈撮影)
遠隔注文を受け、そばの出店まで商品を受け取りにきたZMPの無人配送ロボット「デリロ」=12日、東京都港区のJR山手線高輪ゲートウェイ駅前の特設フードコート(今村義丈撮影)
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 新型コロナウイルス禍や人手不足を受けて無人で配送ができるロボットが注目されるなか、屋外フードコートで遠隔注文されたそばをロボがテーブルへ届ける実証実験が12日、JR山手線高輪ゲートウェイ駅(東京港区)前で始まった。16日までの5日間、誰でも参加可能で注文から決済、受け取りまで人と対面せず行える。今回は私有地内だが、JR東日本側は将来は駅周辺の街での商品配送への活用も目指したい考え。

 実験を実施するのは、4輪走行の配送ロボ「デリロ」を商品化している「ZMP」(文京区)とJR東の子会社「JR東日本スタートアップ」(港区)。

 開始前のデモンストレーションでは、特設テーブルに置かれた「QRコード」をスタッフがスマートフォンで読み込んで注文サイトからそばを選択。ICカードでタッチ決済すると、離れたテントからデリロが「これから配達に行ってきます」と音声を発して出動した。

 そばの出店前で停止すると、店員が容器に詰めたばかりの品を後部荷室へ積み込み、扉を閉めるとデリロは自動発進。「左に曲がります」など音声で動きを知らせつつ、会場内通路を歩行者や柱などを避けて最高時速6キロで走行した。

 最後は約50メートル先のテーブルに自動で近寄り、「お待たせしました、ご注文の品をお届けに参りました」と到着の合図。荷室の解錠キー代わりのスマホのQRコードが真夏の強い日差しで読み取りにくくなるトラブルもあったが、スタッフはそばを取りに出向かず受け取ることができた。

 空になったデリロは自動でテントに帰還した。車の自動運転と同様、3次元センサーや立体地図データで位置などを認識。目の形のディスプレーでも周囲とコミュニケーションを取り、安全に走るという。

 JR東スタートアップの柴田裕社長は「これは未来の出前。彼らは熱中症にならないので安心して多くの方に試してもらいたい」とアピール。まずは誰でもスムーズに受け渡しできるよう改善を図りつつ、公道走行実現も見据えて「駅ビルや駅ナカのほか、駅前に開発中の新たな街でも活用したい」と言及した。

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