PR

ニュース 経済

GAFA3社が増収増益 4~6月期、コロナ逆風しのぐ

 GAFAと呼ばれる米国のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・コム各社のロゴマーク(共同)
 GAFAと呼ばれる米国のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・コム各社のロゴマーク(共同)

 「GAFA」と呼ばれる米国の巨大IT企業4社が7月30日発表した2020年4~6月期決算は、3社が増収増益を確保した。米国経済が大幅なマイナス成長となる中、ネット通販やITサービスといった得意分野で稼ぎ、新型コロナウイルス感染拡大の逆風をしのいだ。アマゾン・コムは4半期ベースで過去最高益を更新した。

 アマゾンは、外出を控える人の「巣ごもり消費」でネット通販が好調を維持した。食料品は売り上げが前年同期の3倍となり、オンラインで注文を受けて配送したり、駐車場で注文品を受け渡しする仕組みを拡充しているという。

 企業によるリモート勤務やテレビ会議システムの利用が活発になり、大容量データの管理・運用を担うクラウド・サービス部門が29%の増収だった。

 アップルは、主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が底堅く伸びた。遠隔授業で需要が高まったタブレット端末「iPad(アイパッド)」が31%増、パソコン「マック」も22%増。音楽やアプリ配信のサービス部門も伸び、クック最高経営責任者(CEO)は「不確実な環境だが、歴史的な業績となった」と述べた。

 フェイスブックは最終利益が倍増した。月間の利用者が27億100万人と1年前から12%増え、売上高の大半を占める広告収入が10%増となった。

 検索大手グーグルの持ち株会社アルファベットは、広告収入の減少が響き、売上高が2%減。米メディアによると04年の上場以来、初めての減収となった。

 GAFAに対しては、米当局が反トラスト法(独占禁止法)違反がないか調査を進めている。IT大手へのデジタル課税導入が、欧州などで広がっていることも懸案となっている。(ワシントン 塩原永久)

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ