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全国スーパーの6月売上高、2カ月連続プラス 上半期は4年ぶり増

 日本チェーンストア協会が22日発表した6月の全国スーパーの売上高は1兆859億円で、既存店ベースでは前年同月比3・4%増となり、2カ月連続で前年実績を上回った。同時に発表した令和2年上期(1~6月)の既存店ベースの売上高も前年同期比0・4%増で、4年ぶりのプラスとなった。6月、上期ともに、新型コロナウイルスの感染予防で在宅勤務や外出を避ける傾向が強まる中、巣ごもり需要が拡大したことが追い風になった。

 分野別でみた6月の売上高では、食料品が前年同月比3・4%増だった。カット野菜や肉類に加え、刺し身盛り合わせやしらすなどの水産物も好調に推移した。一方、衣料品は4・1%減。在宅勤務の広がりを反映して、紳士向けのショートパンツやカジュアルシャツなどは好調だったが、スーツやスラックス、婦人向けブラウスなどが苦戦した。また多くの学校でプール授業が中止になっているため、スクール水着が振るわなかった。

 住関連ではマイバッグ、除菌ジェル、収納用品やミシンなどは好調だった。旅行用品などは減っている。

 井上淳専務理事は6月については、政府の緊急事態宣言が解除されたものの、在宅勤務や内食化の動きは続いており、「スーパーでの食品販売が増えたことが前年を上回った要因」と分析する。そのうえで今後は、「雇用や所得面での不安が、消費者心理を冷やし、日常消費の落ち込みにつながる懸念もある」と警戒感を示す。

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