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【話の肖像画】セブン&アイHD名誉顧問・鈴木敏文(87)(4)「データ主義」の原点

 《研究所で3年を過ごした後、「弘報課」へ異動となった》

 弘報課での仕事は、隔週発行の読者向け無料広報誌「新刊ニュース」の編集。異動したばかりの頃はA5判で毎回5千部発行していた。書籍の販売促進のため、毎月出てくる新刊本の目録を中心に、それらの本の内容を簡単にまとめた解説も掲載していた。新刊本は毎日入るから、3、4人で、前日に入った本を斜め読みしながら記事を作った。

 地味な内容で、費用も東販と書店で折半していたから部数は増えない。それなら内容を面白くして有料化したらどうか、と思い立った。そして売れるよう、いろんな読み物が載っているようにした。著名人にインタビューをしたりしてね。サイズもA5判からB6判に変えた。1冊20円。そうしたらね、最終的には13万部になったわけよ。東販という看板があるからどんな人にも会えた。それが僕にとって大きな財産になった。(聞き手 日野稚子)

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