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【経済インサイド】テレワーク継続に前向き「6割」 高まる孤独感

 同時に、テレワークする人の意識も課題だ。パーソル総合研究所の調査では、「相手の気持ちが察しにくい」が39.5%、「仕事をさぼっていると思われないか」が38.4%となるなど、コミュニケーションと業務に対する評価で不安感が強いことがわかる。同時に、この調査では、テレワークの頻度が多いほど孤独感を感じている実態もわかっている。

 さらに、エン・ジャパンの調査では、テレワークでの職場でコミュニケーションがとれているかの、世代別調査で、「とれている(とれているとどちらかといえばとれているの合計)」は、全体で71%だったが、20代は75%、30代は71%に対し、40代以上は66%。世代が上になるほど、テレワークでのコミュニケーションが難しくなっていることが明確だ。

 日本生産性本部の柿岡明上席研究員はこういった状況に対し、「コロナ危機の中、重要なのは会社と社員の信頼関係が構築されているかどうか」と指摘する。従来のように出社している場合は上司や同僚がその働きをみており、その周囲の目が評価となることのだが、テレワークでは、その周囲の目がないため、信頼関係も希薄になる。

 大手機械メーカーの人事部門担当者は「結果的に仕事の評価は、成果のみになり、それが社員の評価になるが、それに慣れていないため、孤独感や不安につながる」と分析する。そのうえで、仕事をどのように評価するのか、またどのように仕事を指示するのかなどの「テレワーク時代の業務手法を作っていく」として、課題解決に挑む方針だ。(経済本部 平尾孝)

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