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りそな銀、事業承継専門ファンド設立へ 持続的支援で顧客囲い込み

りそな銀行の岩永省一社長=大阪市中央区のりそな銀行大阪本社
りそな銀行の岩永省一社長=大阪市中央区のりそな銀行大阪本社

 りそな銀行の岩永省一社長は9日までに産経新聞のインタビューに応じ、企業の事業承継を支援するファンド運営会社を設立することを明らかにした。新会社は令和3年1月に立ち上げる予定で、100億円規模のファンドを運用する。成長性がある中小企業の後継者問題を解決し、取引先として顧客の囲い込みにつなげる考えだ。

 新会社はりそなホールディングスが100%出資。過半数の株式を取得して経営に関与し、企業価値を高めて新たな買収先を見つける「バイアウトファンド」を運営する。1件あたり10億~25億円程度の投資を当面は年間2、3件実行。年利10~20%が目標という。

 主な投資先は、成長性はあるものの後継者難で事業継続が難しい中小、中堅企業の取引先。収益力のある事業の絞り込みやコストカットで成長軌道に乗せた上で、次の後継先に売却する。独立したファンドが経営を担うことで、しがらみがある元の経営者には進めにくい客観的な事業の取捨選択ができるとしている。

 ファンドが経営権を手放した後も、りそな銀行が融資やコンサルティングを通じて企業の成長を支援する。岩永社長は「長く取引がある銀行の信用力を生かした協調型のファンドにしたい。すでに案件の発掘段階に入っている」と話している。

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