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ヤフーとLINE、コロナの影響で経営統合に遅れ

 ヤフーを傘下に持つ親会社Zホールディングス(HD)と無料通信アプリのLINE(ライン)は30日、新型コロナウイルスの影響で一部の国での競争法に基づく手続きが遅れており、今年10月を予定していた経営統合が遅れると発表した。統合時期は未定。当初の予定では、6月までに手続きを終えて共同公開買付けを開始する予定だった。東京証券取引所からの指摘を受けて公表したという。

 両陣営は日本の公正取引委員会の独占禁止法審査をはじめ、アジアや米国などの競争当局で、統合に必要な手続きを進めている。手続きを終えた国もあるが、複数の国で審査に時間がかかっているとみられる。

 IT大手の買収や合併による企業結合の審査は集積された個人データの扱いも考慮されるため、慎重さを要する。一方でインターネット業界は日進月歩で、統合の遅れは今後の戦略を大きく左右する。米巨大ITが圧倒的な市場に、日本発のIT大手が打って出る試金石になるだけに統合の行方が注目される。

 両陣営は昨年12月、経営統合について最終合意。株式交換は経営統合手続きの一環として実施し、LINEの1株に対しZHD株11.75株を割り当てる。

 最終的には、ZHDの親会社ソフトバンクとLINEの親会社ネイバーがつくる共同出資会社の傘下にZHDが入り、LINEとヤフーはZHDの完全子会社となる。ZHDは上場を維持し、共同出資会社は約65%の株式を握る親会社となる。

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