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大阪の町工場が「職業訓練協会」設立 ものづくり人材育成へ 

 金属加工を手がける成光精密(大阪市港区)と圧力計製造の木幡計器製作所(同大正区)は、民間職業教育機関を運営するワーク21企画(同浪速区)と共同で「大阪ものづくり企業認定職業訓練協会」を立ち上げた。町工場主体の職業訓練校は全国的にみても珍しいという。後継者難で中小企業の倒産が増えるなか、町工場みずからが人材育成を通じて、技術や技能を次世代に継承していく。

 同協会は、大阪府から職業能力開発促進法に基づく認定職業訓練校に認定を受け、6月9日に「ものづくり入門基礎実践科」を開講する。主に入社1年以内の社員を対象に、図面や機械加工といった製造業の現場で必要とされる知識や技術、技能について、実地訓練なども交えながら授業を進めていく。講師には地元の町工場の経営者や技能検定特級や1級に合格した技術者を迎える。さらに、人材開発カリキュラムの作成などに関する町工場経営者からの相談にも応じる。

 日本の製造業は国内の国内総生産(GDP)を占めるなど、国力の源泉とも位置付けられる存在だが、少子高齢化に加え、人手不足もあって、多くの町工場では後継者や人材の育成が思うように進んでいないという課題を抱えている。木幡計器の木幡巌社長は「ものづくりの技術を継承すべく、地域でものづくり人材育成に取り組みたい」と話している。

 開講に先立ち、6月2日午後6時から、オンライン形式によるキックオフミーティングを開き、運営に協力してもらえる企業などを募る。

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