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デサント18年ぶり赤字 韓国不買運動、国内はコロナ禍直撃

 デサントの業績が厳しさを増している。22日発表した令和2年3月期連結決算は、最終損失が24億8100万円(前期は39億4400万円の黒字)と18年ぶりの赤字となった。売り上げの過半を占めるアジア市場が、日韓関係悪化による不買運動などで苦戦。国内市場も新型コロナウイルスによる訪日外国人客(インバウンド)減少などで低迷した。昨年から事実上、伊藤忠商事の傘下に入り新たな経営計画を進めているが、早くも試練にさらされている。

 海外市場での新型コロナの影響は、決算期の関係で今回の決算には含まれいない。令和3年3月期の業績見通しは「未定」とした。

 売上高は前期比12・6%減の1245億6100万円、本業のもうけを示す営業利益は95・2%減の3億7900万円。売り上げの主力だった韓国市場が昨年7月からの不買運動で大幅に減収。香港でもデモの影響が出るなど苦戦し、アジアでの売上高は約19%、利益は約90%それぞれ減少した。国内も減収減益だった。

 デサントの経営をめぐっては昨春、伊藤忠が敵対的TOB(株式公開買い付け)で持ち株比率を3割から4割に引き上げた。伊藤忠出身の社長のもと、韓国偏重の事業構造を見直し、中国事業の強化を進めている。

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