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賃上げ実施企業、コロナ影響で減少 埼玉りそな産業経済振興財団

 令和2年度に賃上げを実施する埼玉県内の企業が前年度比7・7ポイント減の61・6%にとどまったことが、埼玉りそな産業経済振興財団の調査で分かった。賃上げを実施する企業の賃上げ率は0・2ポイント減の2・0%、賃上げ額も366円減の4691円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、業績の下押し圧力が強まっているためとみられる。

 調査結果によると、今年度の賃上げ状況に関し「定昇、ベアとも実施する」と回答した企業は19・2%。「定昇のみ実施する」は37・4%、「ベアのみ実施する」は5・0%だった。

 財団の担当者は、賃上げを実施する企業が減少した要因について、「景気減速で業績が下押しされる中、新型コロナ感染症の影響が出ているためとみられる」と分析する。

 一方で、「定昇、ベアとも実施しない」という企業は10・0%。「現在未定」は22・4%だった。

 賃上げを決める上で重視する点(複数回答)については、「企業業績」との回答が76・4%とトップだった。その後、「労働力の確保定着」(36・1%)、「例年の賃上げ実績」(25・0%)と続いた。

 今年度の賃上げを「実施しない」「現在未定」とした企業に来年度以降の賃上げについて尋ねたところ、業績が回復すれば賃上げを行うとしたところは65・1%に上った。

 調査は4月中旬に939社を対象に実施し、219社から回答を得た。

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