PR

ニュース 経済

「ソニー」から「ソニーグループ」に社名変更 金融事業を完全子会社化 

インターネットでの経営方針説明会に出席したソニーの吉田憲一郎社長=19日午後
インターネットでの経営方針説明会に出席したソニーの吉田憲一郎社長=19日午後

 ソニーは19日、金融事業の上場子会社のソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)を完全子会社化すると発表した。約4千億円を投入して株式公開買い付け(TOB)を実施する。また、令和3年4月1日付で社名を「ソニーグループ」に変更し、グループ本社機能に特化した会社にするとも発表。6月26日に開催予定の定時株主総会で正式決定される。

 ソニーはSFHに約65%出資している。TOBの買い付け価格は1株当たり2600円で、期間は5月20日~7月13日。吉田憲一郎社長兼最高経営責任者(CEO)はインターネットによる経営方針説明会で、完全子会社化の理由について「SFHは国内に安定した事業基盤を持っており、グローバル企業としての経営の安定につながる」と説明した。完全子会社化により最終利益が年400億~500億円押し上げられるとしている。

 ソニーは昭和54年に米保険会社プルデンシャルと合弁でソニー・プルーデンシャル生命保険を設立して金融事業に参入。平成10年に損害保険会社、13年には銀行も設立し、16年に金融持ち株会社のSFHを立ち上げた。19年には東証1部に上場している。今回のTOBが成立すれば上場廃止となるが、ITと金融が融合した「フィンテック」分野のさらなる強化に乗り出すものとみられる。

 また、「ソニーグループ」への社名変更に伴い、「ソニー」の名称はグループ内で家電などの事業を担う「ソニーエレクトロニクス」が継承。吉田氏は社名変更に関し「『ソニーグループ』のミッションは事業ポートフォリオ(構成)管理やグループのシナジー(相乗効果)による価値創出などの取り組みをグループ全体の視点から行うことだ」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ