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シャープ新社長に〝生え抜き〟野村氏 鴻海出身の戴氏はCEO

シャープの社長に昇格する野村勝明副社長
シャープの社長に昇格する野村勝明副社長

 シャープは19日、野村勝明副社長(63)が社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する人事を発表した。親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業出身の戴(たい)正呉(せいご)会長兼社長(68)は会長兼CEO(最高経営責任者)に就く。6月25日開催予定の定時株主総会で正式決定する。同時に発表された令和2年3月期連結決算は新型コロナウイルスの影響で減収減益となり、業績回復が当面の課題となる。

 シャープ生え抜きの野村氏は経理畑の経験が長く、シャープが経営危機に陥り鴻海の傘下に入った平成28年から戴氏と二人三脚で経営再建に取り組んできた。19日開いた決算説明会で「当面は新型コロナ感染拡大の影響で厳しい事業環境が続くが、戴氏とともに『ワンシャープ』で乗り越えたい」と抱負を語った。

 戴氏はこれまで、中期経営計画の最終年度となる令和元年度で社長を退任し、3年度まで会長を続投する意向を明らかにしていた。ソニー出身の石田佳久副社長は退任する予定で、シャープは退任理由を「一身上の都合」としている。

 シャープの令和2年3月期連結決算は売上高が前期比5・4%減の2兆2712億円、最終利益が71・8%減の209億円で減収減益となった。新型コロナの感染拡大で液晶パネルの納入先工場の稼働率が低下し、外出制限に伴う自社製品の販売減少も響いた。3年3月期の業績予想については、新型コロナの動向予測が困難なため8月をめどに開示するとした。

野村勝明氏(のむら・かつあき)早大卒。昭和56年シャープ。取締役などを経て平成29年6月から取締役副社長執行役員。兵庫県出身。

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