PR

ニュース 経済

米百貨店またコロナ破綻 老舗JCペニー

営業停止中のJCペニー店舗=15日、米カリフォルニア州(ゲッティ=共同)
営業停止中のJCペニー店舗=15日、米カリフォルニア州(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=塩原永久】米百貨店大手JCペニーは15日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請した。新型コロナウイルス感染拡大を引き金とする米小売り大手の経営破綻では最大規模という。同社は米国民になじみ深い老舗百貨店。インターネット通販の台頭で業績低迷が続き、コロナ禍の影響で破綻に追い込まれた。

 感染を防止する店舗の営業休止が追い打ちとなり、高級百貨店ニーマン・マーカスなど米小売り業界で破綻が相次ぐ。米衣料品大手Jクルー・グループをはじめ、著名ブランドにも破産法申請が広がっている。

 米メディアによるとJCペニーは1902年創業。現在、約850店舗を展開し、従業員は8万人超に上る。ネット通販や低価格ブランドに押され、米アップルの元幹部を招くなどして不振脱却を目指したが、新型コロナ流行後、資金繰りに行き詰まった。経営再建に向けて店舗再編などのリストラを進めるという。

 米商務省が15日発表した4月の小売売上高は前月比16・4%減り、比較可能な1992年以降で最大の減少率。感染ピークが過ぎた地域で店舗が営業を再開しているが、消費者が感染を恐れ、客足は鈍いままだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ