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KDDIがUQモバイルを統合 「楽天に対抗」

 KDDI(au)は14日、子会社のUQコミュニケーションズが「UQモバイル」ブランドで運営する格安スマートフォン事業について、KDDIの携帯電話事業と統合すると発表した。KDDIがau、UQモバイル両ブランドを一体運営する。楽天の携帯電話サービスへの本格参入で今後の競争激化が見込まれる中、グループの経営資源を集約して競争力の強化を狙う。

 KDDIの高橋誠社長は14日の記者会見で「UQを取り込んで準備が整ったので、楽天に対抗したい」と語った。

 UQモバイルは200万人の契約者を保有する格安スマホ事業者。携帯大手のauとは別々に運営されてが、一体運営とすることでauで提供する金融や通信販売などKDDIのサービスをUQの契約者にも提供しやすくなる。

 高橋氏は顧客ニーズの多様化を踏まえ、「ニーズに合ったサービスを提供するためにも、複数ブランドで対応するのが自然の姿だと思う」と述べた。

 統合後は、auとUQモバイルの販売店の再編や、第5世代(5G)移動通信システムの本格展開を見据えた経営資源の集約などの効率化策も推進する。

 高橋氏は当初、楽天の携帯サービスについて「使い放題と言っていいのか」などと慎重な見方を示していた。料金は大手3社の半額以下だが、データ通信が使い放題なのは自前の通信網があるエリアに限定されるからだ。

 だが、楽天が自前エリア以外で使えるデータ通信の上限を月2ギガバイト(ギガは10億)から5ギガバイトに引き上げたことを受け、「警戒しないといけない」と評価を一転させた。

 一方、KDDIは同日、令和3年3月期の連結最終利益が前期並みの6400億円となる見通しを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた販売店の営業時間短縮などで、auの契約者数やスマホの販売台数は減少するが、金融など非通信事業の拡大で補い、新型コロナの影響は限定的にとどまる見込みだ。(万福博之)

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