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「先行きは不透明だ」 関西大手私鉄4社 新型コロナで大打撃

関西私鉄4社の令和2年3月期連結決算
関西私鉄4社の令和2年3月期連結決算

 新型コロナウイルスの感染拡大が、関西の鉄道各社の業績を直撃している。14日出そろった大手私鉄4社の令和2年3月期連結決算は、3社が減収減益。外出自粛や訪日外国人客(インバウンド)急減の影響で主力の運輸業に加え、ホテルや流通など幅広い事業が打撃を受けた。「新型コロナは収束してもいつ再燃するか分からず、先行きは不透明だ」(阪急阪神ホールディングス=HD)との声も聞かれた。

 近鉄グループHDは最終利益が前期比42・8%減と大きく落ち込んだ。1月以降、運輸業は収益が急激に悪化。運営するホテルでは4月に平均稼働率が4・6%にまで落ち込んだ。

 阪急阪神HDはホテル事業が営業赤字に転落。宝塚歌劇団の公演休止やプロ野球の開幕延期、選抜高校野球大会の中止で、エンターテインメント事業も低迷した。京阪HDもホテル事業がふるわなかった。

 南海電気鉄道は前期に販売用不動産の評価損を計上した反動などで唯一、増収増益だったが、新型コロナが約40億円の減収要因になった。インバウンドの低迷で関西国際空港と大阪市内を結ぶ特急「ラピート」が4月には乗車率が約4%に低下するなど、影響が続いている。

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