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キャッシュレス決済 入金“時間差”で飲食店など苦境 新型コロナ LINEペイは即時入金の手数料ゼロ

 手元資金が薄くなるのに輪をかけたのがキャッシュレス決済による現金不足だ。入金まで1カ月程度の時間差が生じ、即時入金には手数料がかかる。周囲の店も同じで、「現金のみの支払いに切り替えた飲食店もある」という。

決済事業者が支援

 キャッシュレス決済は政府が強く推進してきた。昨年10月、消費税率10%への引き上げにあわせ、スマートフォンのQRコードやクレジットカードなどを使った支払いの場合、最大5%分のポイントが客側に還元する制度を開始。集客力アップにつながると、還元事業には今月11日時点で約114万店が登録している。

 ただ、新型コロナの影響が深刻化し、入金の遅さからくる苦境を訴える事業者は多い。一部の決済事業者は“支援”に乗り出した。

 「LINEペイ」は加盟店が売り上げの即時入金を申請する際かかる手数料を6月末まで無料にする。通常250円かかるが、「加盟店の支援にキャッシュフローの円滑化が重要と考えた」(広報)。初日の4月8日は通常時の5倍程度の申請があり、その後も飲食店や理美容店を中心に申請は増えているという。

 大手クレジットカード会社も振り込みの早期化など加盟店からの要望に対応を進める方針。JCBは「加盟店の状況を踏まえて支援を検討していく」としている。

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