PR

ニュース 経済

町工場の飛沫防止パネル 新型コロナ感染対策に一役

地元の町工場製の透明アクリル板を窓口に設置した大田区役所=東京都大田区(大田区産業振興協会提供)
地元の町工場製の透明アクリル板を窓口に設置した大田区役所=東京都大田区(大田区産業振興協会提供)
その他の写真を見る(1/2枚)

 新型コロナウイルス感染を防ぐため、東京都内の町工場が相次いで飛沫(ひまつ)防止パネルを生産している。すでに役所やオフィスなど対面することが多い場所に置かれ始めており、感染防止と中小製造業への支援にも役立ちそうだ。

 大田区は区内の中小製造業3社が協力し、アクリル製の飛沫防止パネルを開発した。区が大田区産業振興協会の受発注相談サービスを通じて区内の中小樹脂加工会社数社に打診したところ、豊樹脂、シミズ工業、渡辺製作所が製造で協力した。

 区から必要な数と基本的な仕様、完成のイメージなどを協会を通じて3社に打診。細かな部分は3社に委ね、発注から約1週間で試作品が完成、2週間で納品した。豊樹脂の大山茂樹社長は「普段は産業機器の部品を手がけているが、自社で完成品を作ったのはこれが初めて。社内の士気も上がった」と話す。

 大田区は250台を購入し、すでに100台を区役所の窓口に設置した。このほか、東京信用保証協会、さわやか信用金庫(同区)も窓口用に注文をしているという。

 同じような窓口向けのアクリル製飛沫防止パネルは店舗用備品製造の丸ノ内工芸(練馬区)、アクリル加工の三幸(みゆき、足立区)などでも手がけている。

 一方、電子機器開発のムーブオン(八王子市)は、オフィス向けの大型の飛沫防止パネルを受注生産している。主にオフィスや会議室での利用を想定しており、必要な大きさなどを伝えると本社工場にある大型材料加工機でパネルを製作してくれる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ