PR

ニュース 経済

3月のビール類販売、大手4社減少 飲食店向け落ち込む

 ビール大手4社は10日、3月のビール類(ビール、発泡酒、ビール類)販売動向を発表した。新型コロナウイスル感染拡大防止に向けて外出自粛が呼びかけられてビールの飲食店向けの業務用需要が大きく落ち込む一方、ビールや発泡酒の一部商品で家庭用の缶商品が前年越えするなど、新型コロナ影響が影を落とす結果となった。

 業界関係者によると、ビール類全体の販売数量は前年同月比13%減となったもようだ。ジャンル別はビール27%減、発泡酒3%減、第3のビール1%減。

 各社別のビール類販売数量はキリンビール5%減▼サッポロビール11%減▼サントリービール25%減。販売金額での発表を行うアサヒビールは19%減だった。

 ビールのブランド別販売数量ではアサヒ「スーパードライ」は18%減、キリン「一番搾り」26%減、サッポロ「黒ラベル」ブランド計15%減。サントリーは「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドと「ザ・モルツ」などで計35%減。アサヒ、キリン、サッポロは缶商品で家飲み需要を取ったが、業務用の激減が響く。

 第3のビールで突出したのはキリンの「本麒麟」。発売3年目を迎えても好調を維持して31%増と、13カ月連続で対前年同月を上回る。今年2月発売の「サッポロ GOLD STAR」(サッポロ)、同3月発売の「アサヒ ザ・リッチ」(アサヒ)も好調という。

 これまで酒税が安い第3のビールに押されてきた発泡酒の中で、糖質オフやプリン体オフをうたう一部商品の人気が高まった。キリンは「淡麗グリーンラベル」をはじめとする糖質オフ・ゼロ系4商品が3%増と伸長。アサヒも糖質オフの「スタイルフリー」が2%増。新型コロナ影響で外出自粛が続く中、運動不足が気になる人が増えているようだ。

 缶チューハイなどのRTDではサントリーが29%増。「こだわり酒場のレモンサワー」ブランドからアルコール度数9%の新商品「こだわり酒場のレモンサワー<キリっと男前>」を投入した結果、ブランド計で約4・6倍になったという。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ